ドリームにこそバリューがある 〜 デザインマインド経営考 〜

||||| 林田浩一事務所 【デザイン】×【ビジネスモデル】支援 |||||

★ 中小企業・ベンチャー企業にこそ必須の【企業の魅力=独自性×表現力】は、デザイン思考/デザイン経営から
<< Start Something! 〜 今年もヒト起点で 〜 | main | night rainbow >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | | このエントリーを含むはてなブックマーク

たまには仕事の話しなど(ちょっと事例紹介っぽく)
JUGEMテーマ:ビジネス
 
久しぶりのアップとなってしまいました。どうやらワタシの場合、コンサルっぽい仕事やセミナー仕事などの時には、割とブログとかの文章も書けるけれど、デザインなどのモノづくりに近い部分でのプロジェクトの時には、何となくブログを書くというスイッチが入らないようです。どちら側(?)の仕事にも両方の要素が関わってくるから、仕事の種類自体をクッキリと分けられる訳もないから、ホント、何となくなんですけどね。


仕事の種類はどうあれ、自分が直接関わっている仕事のことを、このブログや誠ブログ(こちらも暫く書けていない。。。)とかで書くことは基本的に殆どありません。顧客先との守秘義務を始めとする色々な要素を考慮しての結果からなの“ナイショ”なのですが、今回は珍しく関わったプロジェクトについて、名前を出して紹介いただいたりしたので、少し書いてみますかね。

そのプロジェクトは、3Dプリンターの出力サンプルとしてのクルマのステアリングホイールのデザイン。声を掛けていただいたのは、3Dデジタルデータの活用を追求している会社であるケイズデザインラボさん。


クルマの部品であるステアリングホイールのデザインが今回のワタシの担当とはいえ、目的はカッコイイ製品をデザインすることではなく、3Dプリンターの造形能力をプレゼンするのに適したデザインということになります。そんな訳で、複雑な形状を一気に作ることができる3Dプリンターの特徴に合わせて、イマドキのクルマっぽいスイッチやパドルが付いていたり、グリップ部に表面処理の違うレザー仕上げ、などを組合わせた“仕様”で提案したのでした。(せっかくなので、スイッチが少し動くようなギミックも入れたかったところですが、今回は持ち時間から逆算してそこは断念)

モノになっていく過程は、ケイズデザインラボの社長である原雄司(@unosuke)さんのブロ「3Dデジタルデザインと日々の出来事」でご紹介いただいているので、そちらをお読みいただくとして、ワタシにとっても、ステアリングホイールのデザインはともかく(いや、そこも製品っぽくしつつも、設計要件を入れなくて良い分、楽しんでデザインさせていただきましたが。 笑)




通常のプロダクトデザイン開発の仕事だと、例えばワタシが関わることの多い自動車部品だと、フリーハンドで2次元のスケッチを描くところから始まって、次はクレイ(工業デザイン用の粘土)を使い人の手で立体のモデルを作り、デザイン検討と修正のサイクルを何度か回して、デザインを決めていきます。そうやって決まったカタチをデジタル化して生産以降の工程で使えるものにしていく、というのがよくあるパターンです。

今回は最後のアウトプットは3Dプリンターでの造形物ですから、3次元のデジタルデータを作らなければなりません。製品デザインのプロジェクトではないので、クレイなどのモデルによるデザイン検討はナシ、ラフスケッチの次は、いきなり3次元立体のデジタルデータをつくることになります。

そんな訳で、ワタシがデザインの指示図を描いてケイズデザインラボさんで3Dプリンター用にデータ化にするという流れで進めたのでした。

久しぶりにデザイン線図を描いたのですが、今になってイラストレータを使って線図を描くことがあろうとは。。(笑)

昔々はノミの様に平たく削ったエンピツでマイラーという樹脂フィルムに描いていたので、一定幅で細く濃い線を引くのが大変だったのと較べると、PC使ってイラストレータでやると、まぁ楽ちん楽ちん。
(そういえばワタシが手描き線図を仕込まれた頃は、手描き図面の誤差精度0.2mm以内と言われていたので、1mmの中に線を5本描き分けられる事を求められてたなぁ、とか思い出しつつ。。)

ちなみに、カーデザイン以外だと余り馴染みがなかったりもする様ですすが、線図という図面技法は3次元CADを手描きで再現するような方法なので、複雑な自由曲面でも手描きで立体形状をフィックスできるのです。(もちろん複雑な形状のときは、泣きたくなるほど手間なんですが)

デザイナーだけでなく、3次元CADで仕事をしている設計者の方などもこの線図の理屈を理解していると、綺麗に効率よく立体を構築する力が格段に上がる、筈、なのでオススメなんですけどねぇ。


 
<今回の指示図面と、面を張り方や断面Rの付ける順序などを記した手順書>


簡単なラフスケッチから、一発勝負みたいな感じでデザインしていった今回のステアリングホイール、最終の出力品はワタシもまだ見ていません。どんな仕上がりに出来てくるでしょうかね。

果たして、線図で描いた時点で意図した面の張り具合などは、立体になったものを掌や指先で撫で回したときに違和感を感じないか、ワクワクとちょっとだけドキドキ。。(笑)



林田 浩一
( Twitter: http://twitter.com/k_hayashida )
( Facebook: http://www.facebook.com/koichi.hayashida )



◆お知らせ
下請依存からの脱却を目指す中小企業が、オリジナル商品を自主開発していく新規事業開発を支援いたします。現在その一環として、enmono社と共同で「マイクロモノづくり経営革新講座」を開催しています。11日間・58時間で、自社製品開発を生み出すプログラムです。

詳しい内容や、第1期受講者の方の様子などは、下記のリンク先よりご覧ください。
    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マイクロものづくり経営革新講座






| シゴト:新ものづくり | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | | このエントリーを含むはてなブックマーク

スポンサーサイト

| - | 00:14 | - | - | | このエントリーを含むはてなブックマーク










http://khayashida.jugem.jp/trackback/159

= PROFILE =




Koichi Hayashida

バナーを作成

= CATEGORIES =


= SELECTED ENTRIES =

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

= LINKS =
= RECENT COMMENTS =
  • アイデアの素はヒト起点から 〜 商品開発セミナーも後半戦 〜
    ハヤシダ (10/02)
  • アイデアの素はヒト起点から 〜 商品開発セミナーも後半戦 〜
    宇都宮茂 (10/02)
  • amazonではまだ足りない
    林田浩一 (08/16)
  • amazonではまだ足りない
    宇都宮茂 (08/16)
  • USTREAM番組で中小企業とデザインの話しなどをしてきました。
    宇都宮茂 (05/15)
  • 顧客経験から考えるとビジネスも変わる
    林田浩一 (02/18)
  • 顧客経験から考えるとビジネスも変わる
    宇都宮茂 (02/17)
  • 中小企業が最終プロダクトをもつことは社内も活性化させる
    宇都宮茂 (12/04)
  • デザインの範囲はじわじわと、でも確実に拡大中          〜 デザインは経営者にとって『人ごと』な場合ではありません 〜
    林田 浩一 (11/08)
  • デザインの範囲はじわじわと、でも確実に拡大中          〜 デザインは経営者にとって『人ごと』な場合ではありません 〜
    宇都宮茂 (11/08)
= ARCHIVES =
= MOBILE =
qrcode

= OTHERS =

経営コンサルタント探しの「経営堂」


にほんブログ村 経営ブログへ にほんブログ村 デザインブログへ


= SPONSORED LINKS =
Ferretアクセス解析 Ferretアクセス解析
このページの先頭へ