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節目か変わり目か、いずれにしても・・・
 JUGEMテーマ:ビジネス


何となく落ち着かない感じが解消しない日々ながらも、4月に入っていつも通り桜が咲いて、駅や電車の中では社会人や学生の新入生の姿を見掛けるようになりました。ワタシがTwitterで多少の交流のある方の中にも、学生から社会人へと環境が変わった方もいて、皆さんこれから自分が面白がれる領域を作っていただきたいなぁ、なんてことも思います。

そして節目なのは何も社会人や学生の新入生だけでなく、ワタシの友人や知人の中にも、「社会人10年目」「創業10年目」とか、昨日は「組織を新しくしました」という電話をいただくなど、色々と節目を迎える声を聞きます。こちらの皆さんは基本的にリアルでも知っている方ばかりだし、それぞれ着々と前進されている様子を知っているし、それぞれの方の活動を応援したいから付き合っているという面もあるので、『次の10年も楽しみですね』というようなことを素直に思います。

で、ふと自分にも何か節目があるかなぁと考えてみたら、社会人として仕事のスタートだったインハウスデザイナーであることを止めて、どうやら15年目、、っぽい(例によってテキトー発言ではありますが)。なんてことに気が付きましたよ。



ところで、インハウスデザイナーなんて言葉、知っている人は知っているけど、知らない人には「なんじゃそりゃ」だと思います。ちょっと解説すると、主にはプロダクトデザイナー(工業デザイナー)で企業のデザイン部門に雇用されているデザイナーをインハウスデザイナーなんて表現をする訳です。

グラフィック系のデザイナーなどと少し違って、日本の場合、プロダクト系のデザイナーは少なくない比率の人数が企業(正確には最終プロダクトを作っているメーカーの類)に在籍しています。という訳で「インハウスデザイナー」=「どこかのメーカーの人」がこの言葉を知る人の認識ともいえますね。

プロダクトデザイナーの少なくない割合が「インハウスデザイナー」であることは、中小企業の方が「プロダクトデザイナーなんて、何処で出会えばいいのか判らないし、どんな範囲を相談していいものかも判らない」という状況になるのも無理からぬことにも繋がっているのだと思うのですが、その話題はまた別の機会に書いてみたいと思っています。


◆自分が何者であるか、ということよりも・・・

そんな中での15年前を思い返してみると、メーカーに居るカイシャインであっても、デザイン部門は比較的転職する人が他部門よりは多かった印象があります。でもその転職する人たちも、プロダクトデザイナーとして違う会社に移るというのが基本パターン。それまでの環境とは異なるアイテムのデザイン開発に携わりたいから会社を変わる、という感じですね。

なのでワタシも最初の自動車メーカーを辞める際には、廻りの人は違う会社でデザイナーの仕事をするものだと思っていたようです。当の本人はそんな拘りは全くなかったのですけどね(笑)

学生を卒業して新入社員の当初は、5年くらいでプロダクトデザイナー(カーデザイナー)で他の会社に移るのもいいな、と思っていたのですが、いざ仕事を始めてみると、クルマという商品は開発期間も長いし、スタイリング以前に考慮してクリアしなければならない要件も多いしで、「何となくクルマの作り方の土地勘ができたなぁ」と余裕を持って感じるのに10年弱掛かりました。その間にスタイリング(造形)分野の仕事だけでなく、商品戦略や商品開発全般といった方向へ自分の興味も拡大していたので、ボンヤリと10年単位くらいで新しい仕事をしたいなぁとも思うようになったのでした。

という訳で、仕事を始めた当初こそ自分がプロダクトデザイナーであることにこだわりもありましたが、インハウスデザイナーを自主卒業してからは、相手に喜ばれるものを提供できていれば、あとは相手側のワタシへの認識が、デザイナーでも、コンサルタントでも、マーケッターでも、『まぁ名称・呼称は何でもいいんじゃないの?』という感じ。立ち位置的には『何かをつくる人』や『何かをつくろとしている人を応援・支援する人』というのは、これからも変わらないのでしょうけれど、何と呼ばれるかは「どうでもいい」。

これまでにベンチャーのような小さな会社やコンサルティング会社などでも仕事をしましたが、実のところアウトプットの形が違うだけで、本質的な仕事内容はデザイナーだろうがコンサルタントだろうが、さして変わりがないとも感じていますし。。デザインやマーケティングを広く捉えて活動する、という面ではその方が都合がいいなぁとも思います。


◆節目、あるいは変わり目の時だから

ワタシのようなパターンの転職(?)は、インハウスデザイナーの「出口」としては、恐らく今でも異端な道なのでしょうけれど、今の時代の動きの中でのワタシくらいの世代の役割には(って、日頃からそんな大きなことを考えている訳では全くないですが 笑)、今までと違うことを色々やってみて、下の世代の人たちに「そういう方向もありかも」みたいな気配を感じてもらう、というのもあるなぁと思ったりする訳です。違う表現をすると、我々世代は色々とこれまでと異なる「実験」をする役割の世代。で、本当に新しいものを創り出すのは、その次の世代の人たち。。ちと、大げさか(笑)

変わり目の時代にいるのだから、これまでの延長戦ではなく(と、ここ何回かのエントリーみたいですが)、新しいことへのトライを種まきとしてすべき、というかそうする方が面白そうと感じている、という表現の方がより正直かも。。

そういえば、最近本棚を整理していて久しぶりに眼に付いたので、『マキアヴェッリ語録/塩野七生 著』を電車の中などでパラパラと読んでいたのですが、その中の『・・・人の運の良し悪しは、時代に合わせて行動できるか否かにかかっているのである。・・・激情派か慎重派かのちがいには関係なくだ。』という記述があったのも思い出しました。


節目というものは、あとから振り返ってみて「あの時が節目だった」と認識するものなのか、それとも、「ここを節目にするぞ」と決めるから節目となるものか解りませんが、ワタシ自身もそろそろ違うフェーズへ行くべきという、内なる声みたいな気配は感じます。まぁ、10年単位で新しいことに取り組もうという思いに対しても、インハウスデザイナー卒業後の10年が間延びして今15年目に入ろうとしてるのか、新卒時から数えて3週目の10年の途中なのか解らないのですけれどね。

ある日突然見える変化というものは少ないから、これまでと同じく、自分自身が応援したくなる、あるいは愛情を持てそうな、人やプロジェクトと真剣に関わる中で、新しい何かのカタチも見えてくるのでしょう。

デザイナーでもコンサルタントでも、何でもいいじゃん、と思いつつも、初対面の方との自己紹介時に何屋なのか説明し難くなってきてるなぁ、というのは、ちと不便なところもあるのですけれどね。次に名刺を新しくするときには、何て書きましょうかね。


今回珍しく節目なんてものを考えるきっかけとなった「社会人10年目」「創業10年目」の友人との出会いも、ワタシにとっては年齢差の上下も関係なく刺激を受けつつ、こちらも応援しつつというような方々なので、先々では出会いに感謝しつつ節目として思い返すこともあるのかもしれませんね。

・・・なんてことも思いつつの今回のエントリーでした。


林田 浩一
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