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ブランディングにはソーシャルメディア、が標準になりつつある?  〜 MINIだけじゃなくポルシェも 〜

JUGEMテーマ:ビジネス
 
以前に『MINI vs PORSCHE』のエントリを書いたからではありませんが、ポルシェの方もソーシャルメディアの活用に手を付けてきています。


MINIの方は、MINI USAというアメリカの販社のマーケティングの例でしたが、ポルシェの方でもソーシャルメディアを組み合わせ、ワールドワイドで展開しているブランディング・キャンペーンを最近眼にしました。

メーカー(製造業)のようにエンドユーザーとの距離ができてしまうビジネスにおいては、ソーシャルメディアは「使わなきゃ損」な存在になってきているようにも感じます。




◆ポルシェの遺伝子とあなたへのお勧めの1台


『Genetic code:Engineering』、これはポルシェのブランディング・キャンペーンとして、スペシャルサイトが提供されているものです。

インポーターのメールマガジンから知って、試しに覗いてみたのですが、メーカー(インポーター)・販社・ユーザーを上手く繋いでいます。

その概要としては、『Genetic code:Engineering』のサイトが開くと、最初に9つの数字が浮遊しています。それぞれの数字が、ポルシェの「遺伝子」を象徴しており、全ての解説を見ていくことで、技術での進化を続けていくポルシェの企業(ブランド)像を描くというものです。





ひとつひとつの数字の解説では、テキストと動画を見ることができると同時に、見ている人へも関連した問いが投掛けられ、選択を促されます。



中にはMINIのキャンペーン時にポルシェ側からMINI USA
へ送ったビデオレターと紹介されていた際の映像も・・・


そして、9つの数字すべてを開き、全ての問いに答えると、最後に『あなたへのお勧めのモデル』が提示され、商品の詳細紹介や販売店検索の通常ページへと繋いでいくという構成になっています。




と、ここまでは、どこかで見たような良くあるブランディングのサイトなのだけれど、このポルシェの場合も以前に紹介したMINIの場合と同様に、Facebookのファンページ、 YouTubeに上げた動画とセットになっていることが特徴です。

従って、このスペシャルサイトは一方的に企業側からメッセージを流されるだけでなく、FacebookやYoutube、Twitterを始めとした各種ソーシャルメディアへのボタンがあることで、『誰か』へと情報を拡散できるようになっています。

ユーザーはポルシェのFacebookのファンページで自分のコメントを書き込んだり、他のユーザーが書き込んだコメントを読むこともできるし、コンテンツが気に入ればTwitterなどでこのコンテンツについての情報なり、感想なりを自分のソーシャル圏域(Twitterであれば自分のフォロワー)へ拡散するでしょう。


ポルシェ側はユーザーの声を吸い上げることができる、、だけではありません。実名登録が基本のFacebookに場を作ることで、発言している人がどんな人なのか、どんな志向性があるのかを掴みやすいのですから、無記名のアンケートを広範囲でやるより余程有益だと考えても可笑しくはありません。

最初の方でも書いたように、通常製造業はエンドユーザーまでに、卸や販社などの中間ステップがあることで、メーカーからエンドユーザーまでの距離があるのは普通のことでした。

クルマの様に、ユーザーの居住地(使用地)での登録が必要な商品では尚更のこと、エンドユーザーの情報はメーカー(輸入車ではインポーター)よりも販社に集まっていたのですが、そういう状況は変わってきつつあるなぁ、とMINI USAやポルシェの様子を見ていると感じます。

ちなみに、ポルシェは“通常版”の公式サイトの方も、ソーシャルメディアへのボタンを配置していました。


まぁポルシェという企業の場合においては、今回の『Genetic code:Engineering』は、スポーツカー専業メーカーとしてのポルシェ、を訴求するコンテンツは、ポルシェ自身の葛藤もあるのかも、という想像もしてしまいますが。。

今や、ビジネスの主役が、伝統の「スポーツカー」である911シリーズではなく、カイエンやパナメーラといった「4枚ドア」へ移ってきている傾向も見られる中、ブランドのルーツを改めて見つめ直している、とも。。(ちょっとイジワルな見方なのですけれどね)

もちろん、年間数万台の規模でスポーツカー「専業」で、ビジネスを続けているのは大したモンだとも、クルマ好きな個人としては同時に思っています。



◆だんだんと、検索からソーシャルメディアへ

少し前のITメディアニュースに『Facebook、Google抜き米国でアクセス数1位に』という記事が出ていました。

Twitter以降の自分のことで考えても、最近はTwitterやFacebookなどの自分のソーシャルネットワークから、情報を得ることが増えています。情報を得る手段が『検索』から『ソーシャルメディア』へ、という傾向は高まってきているなぁと感じています。

またTechWaveに掲載されていた、『米Levi'sのサイトに見るソーシャルショッピングの近未来』という記事も興味深いものがあります。解説はそちらを呼んでいただくとして、アメリカのリーバイスのサイトは、今やFacebookの『Like!』ボタンだらけとなっています。企業側が勧めるよりも、ユーザー自身のお勧めや人気度合いの方が、購買への背中を押してくれるということでしょう。

ブランドの構築・育成していくという面で、ファン顧客とコミュニケーションを図り、関係を強固にするためのツールとして、これまでの公式自社ウェブサイトとソーシャルメディアを組み合わせる、というのは標準になりつつあるように見えます。というか、既に取り組んでいる人たち(企業)からしたら、必須という認識なのかもしれませんね。



林田 浩一
( Twitter: http://twitter.com/k_hayashida )


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