ドリームにこそバリューがある 〜 デザインマインド経営考 〜

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閉塞感を作っているのは自分(自社)、かもしれません。       〜 さまざまな業界において 〜
JUGEMテーマ:ビジネス
 

最近Twitterで出会った方とリアルでお会いする機会が増えてきました。
ワタシがTwitterのタイムライン上に集めている(フォローしている)人たちは、何らかの「つくる」に関係しているということを自分の基準にしているので、お会いすると経験業界が異なっていても色々と話も拡がります。

そうやって色々な方と話していると、ある点で共通の話題が出てきます。それは、外部の事業環境が変化して、自分たちも変化していかなければ衰退するだけなのに、変わろうとしない企業は意外と多い、という話です。何だかどの業界にも散らばっているんだなぁという印象です。

ちょっと前、 Twitter上では電子書籍とそれに対する日本の出版業界の動向が話題になっていました。これまでお互いに『皆でやらない』と牽制しあっていたら、海の 向こうからiPadという黒船の襲来で「さぁどうしよう!」と大騒ぎ、、という図式が話題になっていた訳ですが、これはこのブログでも以前のエントリーで 触れた佐々木俊尚氏の「電子書籍の衝撃」という本と、その本の出版社であるディスカヴァー21社が仕掛けた電子書籍キャンペーンのきっかけに“たまたま” 顕在化しただけに過ぎないのかもしれません。


外部の経営環境が変われば、その変化の中での自分たち(自社)の強みが活かせる分野を考え、そこに合わせて戦略を整え、というように変化をしていかなければならない。マネジメント関連のビジネス書などの『SWOT分析』と同じ基本的なこと、のはず。。


ところがこのエントリーの書き出しの文ではないけれど、変わるべきタイミングなのに変われない、変わろうとしない、という企業が実はさほど珍しくない(あるいは多い)のでないか、と思えるような話題に接することが近頃多いように感じます。

ただ、この「多い」の主な理由は、急に世の中が何か変わったのではなく、Twitterを利用するようになって色々な方と意見を交わしたり、リアルな場でお会いして話をすることが増えたことで『何処も同じだなぁ』という話題に接する機会も増えている、というのが正しい見方なのでしょう。

そういった意味でもソーシャルメディアは、『あるのが当たり前』な存在になりつつあるのを感じますね。




◆変わりたいけれど変われない、ではなく『変わらない』?

先の電子出版に対する既存の国内出版社の行動などに関する話題はワタシ自身が仕事で関わる中で接することはありませんが、自分の廻りで最近見聞きしたものやディスカッションした中でも、伝統工芸の職人さんたちや中小製造業、といった業界でも共通している感じがあるのです。(ごく一部の企業や経営者だけ、と信じたいところではありますが)

そこにあるのは、まるで『皆で新しいことをやらない』を頑なまでに自分たちで決めているかのような思考パターン。しかも、仲間内での抜け駆けを相互監視しているような関係かのように見える業界団体がセット。。そういった状況になっている公式・非公式な業界の団体や集まりからは、顧客起点の商品やサービスが生まれることは期待が薄そうなので、今やその存在の意義はないのかもしれません。


今までと同じことをやっていたのでは、緩やかに絶滅へと向かうだけという環境の中に居る筈なのに、これまでと同じ行動をとることを最優先にしている。この様子は、大前研一氏が以前の著書の中で「茹でガエル」現象という表現で表していた状態とまさしく同じだと感じるのですが。


結局のところ、変わるべきときに『変われない』ではなく『変わらない』というのであれば、閉塞感や上手くいかない原因を作っているのは、景気が悪いせいでも、海外からやってきた新しい商品やサービスのせいでもなく、自分自身なのだとつくづく思います。


では、環境の変化に合わせて変わっていくことができる企業体質となるには何が必要なのか。以前どこかのエントリーにも書いたような気がしますが、まずは経営資源の中に自分たち(自社)で決めることができる要素をできるだけ沢山欲しいところです。

日本の企業の殆ど(99.7%くらいだったと思いましたが)を占める中小企業の場合、特に製造業では下請け業務のみという企業も珍しくありません。しかし、自分で決めことができる要素を出来るだけ沢山持つ、という視点からは下請け業務しかないという状態はやはり危険なのだと思います。受注を始めとして商品・価格・販売チャネル・・・自社で決めることができる要素はほとんどないのですから。



◆ネットワーク化、プロジェクト型組織化を“ソーシャル”が後押しする

自社が持つ技術やノウハウを活用・拡張する方向で、新規事業や新分野の商品開発を新たにおこなおうとすると、中小企業では足りないものが多くあるのは当然のこと。足りないものは連携や協業で補えばいいのです。


そういった面からもこれからは、同じ業界内のネットワークよりもサプライチェーン全体に跨るネットワークへ注視をより強化した方が良さそうです。
Twitterのタイムラインを眺めていると、既にそういう方向で意識を動き始めている様子も見ることができますし、ネットを活用して協業ネットワークのハブ的な存在となろうという企業も出てきています。

Twitterで出会い、先日ワタシの事務所まで遊びに来ていただいた、三木さん(@mikikouj)宇都宮さん(@ucchan)のお2人もそんなネットワークをコーディネートしハブになるべく活動をされているご様子で、色々と情報交換させていただきました。

『ソーシャル後』の環境下では、つながったり、必要な相手を巻き込んだり、ネットワークをまとめたり・・・等々、戦略においてもマーケティングにおいても企業規模よりもクリエイティビティで差がついていくのでしょう。

更にここへきてiPadの登場です。これもモノとしてのiPadよりも、ウェブ / ソーシャル / リアルをシームレスに行ったり来たりすることができる、新しい『窓』が我々の生活に投げ込まれたという面で、色々と変化を起こしそうです。(こちらについては現在色々と考え中、且つ仕事仲間でもある郷さん(@Yoshifumi_Go)とも企み中・・・ww)


といったところで、停滞や閉塞感の原因が自分自身ということに陥らぬよう、、、他人事ではありませぬ。

何か結論が出たエントリーではないけれど、ひとまずここまで。



林田 浩一
( Twitter: http://twitter.com/k_hayashida )




<お知らせ>

「月刊近代中小企業/2009年4月号」(発行:中小企業経営研究会 )への執筆記事(記事タイトル: 「輝く」中小企業はデザイン&ブランドを賢く使いこなしている)をウェブにアップしました。よろしければご一読下さい。 感想なぞをいただけると更に嬉し いです!

「輝 く」中小企業はデザイン&ブランドを賢く使いこなしている




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